なぜ「女性支援」なのか
世界には様々な「格差」があります。教育格差、医療格差、経済格差。途上国では「女性である」、ただそれだけが命をおびやかす格差になりえるのが現実です。知識を得る機会もないまま望まない妊娠に至ったり、性暴力被害により命を落とす女性達。国や地域に関わらず全ての女性に、等しく健やかな人生の選択肢があるべきではないでしょうか。
人材は宝物。
活動の中で重視していることは、コミュニティにおける人材育成です。保健従事者や政府、NGO、地域のリーダーなどに対するトレーニングを繰り返し、生殖の権利などの価値観、権利を守るためのスキルを育てます。人材が育てばプロジェクトが終了しても、価値観とスキルはコミュニティに根付き、価値観を発展させてくれます。
全ての男女の権利のために。
重要なのは、人材を確保し活動を継続していくためのしくみづくり。ジョイセフは企業や国際機関など様々なセクターと連携しながらプロジェクトを運営しています。また、日本国内でも国際協力分野で活躍できる人材の育成を行なっています。啓発活動から人材育成まで、文化・宗教を超えて行政とコミュニティを繋ぎ、機能させることを目指しています。